36回目の柊の会、156回目の文庫の日は…
今日の柊の会は、10名の会でした。
①「かにかに、こそこそ」雪の夜に語りつぐ 福音館書店 藤本…30期の合宿にて、じさがかにに「かにかに、こそこそ じさきたど」は井戸深くに向けて言っている。かにがもざらん、もざらんと井戸の奥深くから登ってくる。いずれも距離が感じないとアドバイスを頂いた。皆さんとも共有した。Yさんからも「かにかに、こそこそ」の言い方が唱え言葉に聞こえる。じさからかにに声掛けするイメージをと。Iさんから「距離は、ゆっくりいうとよいのでは?」と。Yさんから「ごしょうなべの大きさがわからない。手で身振りをいれて」とアドバイスいただいた。
②「おおぐいひょうたん」同名絵本 福音館書店 Iさん…フライダという女の子の名前が聞き取れないので、出だしをゆっくり語ってほしい。場面転換を自分でイメージをきちんとされたので良く伝わった。擬音・擬態良かった! 西アフリカのこわーいお話。夏の半田の夜のこわいお話会で語った。こわいお話教えてほしい!とリクエストがあった。
③「フォックス氏」子どもに語るイギリスの昔話 こぐま社 Yさん…兵庫の間﨑ルリ子さんのグループで初めて聞いた。まだテキストになってなくて、ぜひ話したいと思ったら、同名の岩波書店「ジャックと豆のつる」木下順二訳の本を紹介された。これには、レディ・メアリ→メアリさん 大胆なれ、大胆慣れ、されど大胆すぎるなかれ さもなくば 汝の心臓の血 凍るらん→大胆なれ、大胆慣れ、されど大胆すぎるなかれ さもないと心臓の血がこおってしまうで 関西弁やん(ずこっ!)で、つっこみどころ満載で語れんかった。満を持して、こぐま社の本が出版され、覚えた。今年は六年生に何回か語った! すご~く怖かったね( ゚Д゚) 聞く子ども選ぶね!と話しましたが、面白かった。
④「たのしいふゆごもり」片山令子作 片山健絵 福音館書店 Hさん…声とイメージにばっちあっていた。絵だけのページは、もっとゆっくり子どもたちに見せてあげて。本の向きの注意。 今回のワイヤーハンガーでつくる本立ての紹介と小学校に よしながまさこさんんを招いてのお話会の報告をしてくださいました。
⑤「トラさん トラさん 木のうえに!」アヌシュカ・ラヴィシャンカール 評論社、「いしゃがよい」さくらせかい 福音館書店 Iさん…2冊とも読み聞かせに向くとても楽しい本!ぜひ文庫にも置きたい。いつもとても良い選書をされている。
初めてのKさんも加え、みなさん率直な意見を下さり、学び深い楽しい時間でした。皆さんありがとうございました。
文庫の時間は、入れ違いに次々親子さんがいらったので、各々にたくさんの読み聞かせをすることができました。各々選んでくる絵本が違うので、その成長や好みがわかってとても楽しかったです。お話会のプログラムは、Twitter参照。
今日は、小学生 4名、小さい人 10名、大人 18名 計32名の参加でした。先日、銀座教文館 ナルニア国へ伺ったのですが、その時、全国の文庫に子どもが来ないと伺いました。毎回、たくさんの親子さんが足を運んで下さり本当に有難いです。これからも「子どもに本を!」使命感を持って活動していきたいです。応援宜しくお願い致します。
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